
日本の二連覇で幕を閉じた第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。前回のSBO Report「熱狂を作り出すNCAAバスケ“マーチマッドネス”のマッチメークの妙」でも取り上げたように、WBCも結果的に日本と韓国が5度対戦するという偶然性と公平性だけではないマッチメークによって盛り上がりを見せた。大会スポンサー数も倍増、観客動員総数も前大会を上回るなど事業として大会は着実に成長している。しかし、日本における盛り上がりに比べると、ホスト国である米国内の注目度はまだ低い。今回のレポートでは、ビジネス的な視点からWBCの現状と今後について紹介する。
アメリカスポーツ界にとって3月といえば、NCAAカレッジバスケットボールだ。何故、カレッジバスケットボールかといえば、3月に全米王者を決めるトーナメント戦が開催されるからで、その盛り上がりから『マーチマッドネス(3月の狂乱)』とも呼ばれる。ワールドベースボールクラシック(WBC)が日本では全国的な盛り上がりとなったのとは対照的に、アメリカでは開催国でありながら関心が日本ほどは高まらなかった。そこにはアメリカのスポーツファンにとって3月は、NCAAトーナメントが定着していることも大きく起因しているからであろう。今回のSBOレポートでは、ビジネスマインドを織り込んだマーチマッドネスの計算高いトーナメント設計についてレポートする。
3月22日に3回目の開催となる「東京マラソン2009」が開催された。参加者は抽選で選ばれた35,000人(うち10km部門が5,000人)。大都市を舞台に繰り広げられる大会は、年々盛大さを増している。日本と同様に米国は各州単位でマラソン大会が開催されるほどランニング人口が多い。今回のSBOレポートでは、健康医療団体が主催する地域のマラソン大会が、地域社会においてどのような役割を果たしているのか紹介する。
7万人以上を動員するボウル・チャンピオンシップ・シリーズ(ローズ、シュガー、フィエスタ、オレンジ、BCSナショナル・チャンピオンシップ・ゲーム)を筆頭に34試合で約177万人を動員したボウルゲーム。前回のSBOレポートでは、ボウルゲームの全体像を紹介したが、ボウルゲームによってその規模は様々だ。中小規模でも4万人を集めるボウルゲームは、ベンチマークの対象として日本のプロスポーツや大学スポーツが参考にすべき点は多いだろう。
今回のSBOレポートではボウルゲームのうちの1つであり、毎年ルイジアナ州シュリーヴポートで行われるインディペンデンスボウルを例に、地域戦略を重視するボウルゲームの現状について紹介する。
アメリカの4大スポーツでも最大の人気を誇るといわれるアメリカンフットボール。その中でもカレッジフットボールは全米のスポーツファンを巻き込むほどの熱狂ぶりである。プロであるNFLと遜色ない観客動員数、数万人を収容するフットボールスタジアム、高額契約を交わすコーチ陣など大学のスポーツの枠を超えた高いレベルを長年にわたって維持している。そのカレッジフットボールの締めくくりとなるのが年末年始に行われるボウルゲーム。先シーズンは2008年12月20日から2009年1月8日の20日間の中で34試合が行われ、レギュラーシーズンの成績優秀チームが激しい戦いを繰り広げた。今回のSBOレポートでは4大スポーツに匹敵するボウルゲームの人気とその戦略についてレポートする。

世界1のスポーツ大国と言われるアメリカ、その中でもトップに位置しているのが4大スポーツといわれるNFL、MLB、NBA、NHLだ。この 4つに共通していることは、全て北米で完結していること。例えば、世界1の人気スポーツであるサッカーは、欧州チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップなど、自国のリーグ戦を超えた上のステージがある。一方でアメリカ4大スポーツに限っては、各リーグの優勝チームがアメリカ国外で、真剣に勝負する場はない。だが、今や4大スポーツは、成熟マーケットになっており、北米においてこれ以上の大きなブレイクスルーを期待するのは困難になっていると言っても良い。そのため、北米以外へ積極的な進出を果たしている。SBOレポートでは、2回にわたって4大スポーツの海外戦略について紹介している。今回の後編では、NBAとNHLについて紹介する
世界1のスポーツ大国と言われるアメリカ、その中でもトップに位置しているのが4大スポーツといわれるNFL、MLB、NBA、NHLだ。この 4つに共通していることは、全て北米で完結していること。例えば、世界1の人気スポーツであるサッカーは、欧州チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップなど、自国のリーグ戦を超えた上のステージがある。一方でアメリカ4大スポーツに限っては、各リーグの優勝チームがアメリカ国外で、真剣に勝負する場はない。だが、今や4大スポーツは、成熟マーケットになっており、北米においてこれ以上の大きなブレイクスルーを期待するのは困難になっていると言っても良い。そのため、北米以外へ積極的な進出を果たしている。今回のSBOレポートでは、2回にわたって4大スポーツの海外戦略について紹介する。
2008年9月にドイツのベルリンに新しい多目的アリーナ「O2 World」がオープンした。このアリーナは、エンターテイメント会社Anschutz Entertainment Group 社(以下、AEG)が建設費2億ドル(約202億円)かけて建設。AEGが所有するバスケットボールチームのアルバ・ベルリンとアイスホッケーチームのアイスベーレン・ベルリンが本拠地として使用している他、コンサートも開催している。AEGによると「O2 World」の周辺地域は、映画館、ホテル、オフィスなど、周辺地域の開発も行う予定だという。近年、米国やW杯を控える南アフリカではスタジアムの建設ラッシュが続いているが、スタジアムの建設にとどまらず、スタジアムや多目的アリーナを中心とした周辺地域の開発が主流となってきている。その中で、プロスポーツチームの所有、スタジアムや多目的アリーナの建設及び運営、そして周辺地域の開発まで手掛けるAEGについて紹介する。
米国では、メキシコ、フィリピン、中国、インド、ベトナムなど海外からの移民コミュニティが拡大している。このような背景から、スポーツビジネス業界においても国内の外国人のコミュニティは新たなマーケットとして認識されており、外国人コミュニティへのアプローチが積極的に行われるようになっている。今回のSBOレポートでは、MLBサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下のマイナーリーグチーム・サンノゼ・ジャイアンツが開催している「サンノゼ・ジャアンツ・ジャパニーズ・ナイト」について紹介する。
世界中が注目した北京五輪。数10億人という人たちが注目するこの4年に一度の祭典はまた、世界中のビジネスパーソンにとっても大きな戦いの場となっている。放映時間調整のため競技日程をも変えてしまうほどの力を持つNBCの試みやスポンサー企業のホスピタリティなど、今回のSBOレポートでは米国の五輪におけるビジネスを紹介する。